DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)
【概要】
DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)は、主に副腎で作られるステロイドホルモンです。血液中では硫酸化されたDHEA-Sの形も多く、体内でテストステロンやエストロゲンなどの性ホルモンへ変換される前駆体として働きます。
【体内でどのように作られるか】
コレステロールを出発材料に副腎で合成され、年齢、性別、体調などによって血中濃度が変化します。成人期に高く、その後年齢とともに低下する傾向がありますが、低下そのものは加齢に伴う生理的変化の一つです。
【体内での役割】
DHEA自体の作用に加え、組織内でアンドロゲンやエストロゲンへ変換されることで、ホルモン環境に関わります。そのため一つの臓器だけに作用する栄養素ではなく、内分泌系の一部として考えます。
【不足について】
DHEAは食事から必ず摂る栄養素ではありません。副腎機能低下症などでホルモン全体が低下する場合は医療評価の対象ですが、年齢とともにDHEAが減ったという理由だけで自己判断で補充するものではありません。
【サプリメント・製剤の注意】
DHEAはホルモンへ変換されるため、前立腺・乳腺などホルモン感受性組織への影響、他のホルモン治療との関係、競技スポーツでの禁止物質などに注意が必要です。国内での扱いも一般的なビタミンサプリメントとは異なるため、使用を考える場合は医師・薬剤師へ相談してください。
管理人コメント:最終確認日:2026年9月2日
主な出典:
1. 厚生労働省「海外製品の輸入確認を必要とする成分」:https://www.mhlw.go.jp/content/001688851.pdf
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