核酸 (DNA RNA)

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核酸(DNA・RNA)

【概要】
核酸は、DNA(デオキシリボ核酸)とRNA(リボ核酸)の総称です。私たちの体をつくるほぼすべての細胞に関わり、DNAは遺伝情報を長期的に保存し、RNAはその情報を読み出して利用する過程を担います。細胞がたんぱく質を作り、分裂し、組織を維持していくための基本的な情報システムが核酸です。

【どのような成分か】
DNAとRNAは、ヌクレオチドという小さな単位が鎖状につながった高分子です。ヌクレオチドは塩基、糖、リン酸からできています。DNAではアデニン、グアニン、シトシン、チミン、RNAではチミンの代わりにウラシルが使われます。DNAの塩基配列に遺伝情報が記録され、RNAはその情報を転写・運搬・翻訳・調節するさまざまな役割を持ちます。

【体内でどのように働くか】
細胞が新しいたんぱく質を作るとき、DNAの情報がRNAへ写し取られ、リボソームでアミノ酸の並びへ翻訳されます。またDNAは細胞分裂の前に複製され、次の細胞へ遺伝情報を受け渡します。RNAにはメッセンジャーRNAだけでなく、リボソームRNA、トランスファーRNA、遺伝子発現を調節するRNAなど多くの種類があります。

【体は核酸をどう用意するか】
体はアミノ酸や糖などを材料にしてヌクレオチドを新しく合成する「de novo合成」と、分解された塩基やヌクレオシドを再利用する「サルベージ経路」の両方を使います。そのため、健康な人では核酸を食品から一定量摂らなければDNAやRNAが作れなくなる、という必須栄養素のような考え方はしません。

【食品中の核酸】
肉、魚、内臓、魚卵、豆類、酵母など細胞を持つ食品にはDNAやRNAが含まれます。食べた核酸は消化管でヌクレオチド、ヌクレオシド、塩基などへ分解され、必要に応じて吸収・再利用・分解されます。食品中のDNAがそのまま自分の遺伝子へ置き換わるわけではありません。

【不足と摂取の考え方】
核酸は日本人の食事摂取基準で必須栄養素として必要量が設定されておらず、一般的な『核酸欠乏症』も定義されていません。日常の健康維持では、核酸そのものを大量に補うより、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、エネルギーを含む食事全体を整えることが、細胞の合成や修復に必要な材料を確保する基本になります。プリン体代謝に注意が必要な人は、核酸関連食品を含む食事全体について医師・管理栄養士の指示を優先してください。

管理人コメント:最終確認日:2026年9月2日
主な出典:
1. MedlinePlus Genetics「What is DNA?」:https://medlineplus.gov/genetics/understanding/basics/dna/
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カテゴリ:核酸(DNA RNA)登録:2024-11-16アクセス:44