終活(しゅうかつ)とは
人生の最終章を自分らしく整えるための準備です。
財産や医療の意思表示だけでなく、想いの整理・人間関係・デジタル情報まで含めて「残る人が困らない」「自分も安心して今を生きる」ために行います。
終活で準備する主な内容
1) 情報の整理
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エンディングノート:連絡先、医療・介護の希望、葬儀の考え
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重要書類:保険、年金、銀行口座、不動産、契約書
2) お金・法的な備え
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財産の棚卸し(預貯金・不動産・有価証券)
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遺言書の検討(公正証書など)
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相続の考え方(誰に何をどう残すか)
3) 医療・介護の意思表示
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延命治療の希望、臓器提供
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介護が必要になった場合の方針(場所・費用)
4) 葬儀・お墓
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葬儀の形式、規模、費用
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お墓・納骨(永代供養、樹木葬など)
5) デジタル終活
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スマホ/PCのロック解除方法
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SNS、サブスク、クラウドの整理・解約方法
6) 心の終活
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伝えたい感謝やメッセージ
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写真・思い出の整理、人生の振り返り
いつ始める?
元気な今がベスト。 60代から少しずつ進める方が多く、早いほど選択肢が広がります。
失敗しない進め方(簡単3ステップ)
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エンディングノート1冊から始める
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家族と共有(一度に全部話さなくてOK)
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毎年見直す(状況は変わる)
60代・70代向け 終活チェックリスト
**「簡易版(まずはこれ)」→「詳細版(余裕が出たら)」**の2段構えです。
印刷して✔を付ける/エンディングノートに転記する使い方がおすすめです。
🟢 簡易チェックリスト(最短30分)
「やっておくと家族が困らない」最低限
基本情報
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☐ 氏名・生年月日・本籍・住所
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☐ 緊急連絡先(配偶者/子/親族)
医療・介護
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☐ 延命治療の希望(する/しない/家族に任せる)
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☐ かかりつけ医・服用中の薬
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☐ 介護が必要になった場合の希望(自宅/施設)
お金・書類
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☐ 銀行口座の一覧(銀行名だけでOK)
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☐ 保険の有無(生命/医療/火災など)
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☐ 年金の種類(国民/厚生)
葬儀・供養
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☐ 葬儀の希望(家族葬・一般葬・不要 など)
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☐ お墓の有無/考え方(未定でOK)
デジタル
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☐ スマホ・PCのロック解除方法(ヒントだけでも)
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☐ 重要なメール/SNSの有無
👉 ここまでで「70点合格」。まずはOKです。
🔵 詳細チェックリスト(じっくり進める)
「自分の意思を明確に」「相続トラブル回避」
1. 人・想い
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☐ 家族・友人へのメッセージ(手紙/動画)
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☐ 写真・思い出の整理(残す/処分)
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☐ ペットの引き取り先・費用
2. 医療・介護(具体化)
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☐ 延命治療の具体内容(胃ろう・人工呼吸器 等)
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☐ 認知症になった場合の判断者
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☐ 介護費用の目安・支払い方法
3. 財産の棚卸し
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☐ 預貯金(口座番号・名義)
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☐ 不動産(所在地・名義・評価の目安)
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☐ 有価証券(株・投信・証券会社)
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☐ 借入・ローンの有無
4. 相続・法的手続き
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☐ 遺言書の有無(自筆/公正証書)
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☐ 相続の考え方(公平/実用重視 など)
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☐ 相談先(司法書士・行政書士・税理士)
5. 葬儀・供養(具体)
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☐ 葬儀社の候補
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☐ 予算の目安
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☐ お墓/納骨方法(永代供養・樹木葬・散骨)
6. デジタル終活(重要)
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☐ SNS・サブスク一覧
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☐ ネット銀行・証券の有無
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☐ 解約方法・引き継ぎ方法
7. 生活・住まい
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☐ 住み替えの可能性
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☐ 家・家財の処分方針
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☐ 空き家対策
年代別ワンポイント
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60代:情報整理と「考え方」を書くだけでOK
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70代:具体化(数字・名前)を少しずつ追加





